>コラム>事前確認で安心の客席や観覧席を用意しよう

事前確認で安心の客席や観覧席を用意しよう

観客席

暗い室内だからこそ足場がしっかりした客席にしよう

劇場や映画館の客席は座り心地が良いだけでなく、観劇の邪魔になる雑音を極力抑える必要があります。そのため劇場用椅子のメーカーは、立ったり座ったりしても音が出ないよう、さまざまな工夫を凝らしています。劇場用椅子に求められる性能は、それだけではありません。上演中は館内が暗くなるため、万が一地震や火災などが発生した場合、容易にパニックが起きる恐れがあります。映画館などでは消防法で客席誘導灯の設置が義務付けられています。それでも慌てて避難しようとする観客が、椅子につまずいたりぶつかったりして、混乱を招くことが予想されます。専門のメーカーはそこまで考慮に入れて、足場のしっかりした客席になるよう設計・施工を行っています。

観客席

数万人が集まるコンサートだからこそ安全への配慮を

大規模なコンサートやイベントでは、コストの制約もあるため、客席には費用をかけたくないという要望があるかもしれません。しかし予算だけでメーカーを選ぶのは考えものです。数万人規模の観客が集まれば、群集心理で何が起きるか予想がつきません。盛り上がるのは大いに結構ですが、羽目を外した観客が問題を起こすケースもしばしば見られます。客席の上で立ち上がったり、通路で踊ったりする観客が出ることも考えられます。そんなとき破損しやすい座席では、大きな事故につながってしまう可能性があります。大人数が集まるイベントほど、安全性には注意を払う必要があります。客席を設置する際には、第一に安全基準を確認することが大切です。